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御前岩

 光圀は、元禄11年(1698)8月10日から13日まで大山田下郷の石井家に滞在しました。そのとき武茂川でアユ狩りをし、たまたま御前岩を見て「出生岩」と名付けたという記録があります。また、「かかるものを衆目にさらすことはよろしからず」と、土地の役人に命じて御前岩の対岸に竹を植えさせたと伝えられています。この竹は「腰巻竹」と呼ばれ、県道から直接には見えないようにさえぎってあります。